おしゃれな店舗やおしゃれなオフィスに入ったとき、「心地いい」「雰囲気が洗練されている」と感じたことはありませんか? その第一印象を決めているのは、インテリアや照明、音楽といった視覚・聴覚の要素だけではありません。実は「香り」も、その空間の印象に大きく影響しているのです。
香りは人の記憶や感情に強く働きかけ、無意識のうちに「また来たい」「信頼できそう」といった感覚を生み出します。
ブランドの世界観を伝える上で、香りは欠かすことのできない「見えないデザイン」ともいえるでしょう。
今回は、実際にminaromaが手がけた導入事例をもとに、香りとデザインの融合がどのように空間価値を高めるのかを紐解きます。
香りがブランド体験を左右する理由

人間は五感の中でも「嗅覚」を通じて最も強く記憶を刻みます。ある香りを嗅ぐと瞬時に過去の出来事や感情が蘇る。そんな経験は誰にでもあるでしょう。これは香りが脳の記憶や感情をつかさどる領域と直接つながっているからです。
その特性を応用すれば、店舗やオフィスに訪れた人々に「ここに来ると心地よい」という体験を強く印象づけられます。おしゃれな店舗やおしゃれなオフィスを演出する際、香りは単なる付加価値ではなく、インテリアやロゴデザインと同じくらい重要なブランディング要素になるのです。
【実績事例①:美容室での香り演出】

まずご紹介するのは、美容室への導入事例です。
◾️導入目的
・落ち着きと上質感の演出
・他店との差別化
美容室では技術や接客だけでなく、「空間の心地よさ」がリピートに直結します。おしゃれな店舗づくりの一環として、香りにこだわりたいというご要望をいただきました。
◾️香りの特徴
選んだのは、シダーウッドとホーウッドをメインにしたウッド系の落ち着いた香り。ナチュラルでありながら上質感が漂い、木の温もりを感じさせるアロマが空間全体を包み込みます。
◾️導入後の効果
導入後には「ここに来るといつも落ち着く」「香りも含めて居心地がいい」という感想が多数寄せられました。香りがサロンの雰囲気を支え、顧客体験の一部として定着しました。
その結果、香りがブランディングの差別化要因となり、長期的な顧客関係の構築につながりました。
【実績事例②:大手企業オフィスのエントランスホール】

次にご紹介するのは、ある大手企業オフィスのエントランスホールに導入した事例です。
◾️導入目的
・ブランド体験の強化
・来客へのおもてなし
こちらの企業では「来社された方に第一印象でブランドらしさを感じてもらいたい」というご要望がありました。
◾️香りの特徴
導入したのは、代表の出身地の特産品「ゆず」をメインにした爽やかな柑橘の香り。単なるフレッシュさだけではなく、地域とのつながりや代表の思いを表現する香りになっています。
◾️導入後の効果
実際に導入すると、来客者からは「入口から心地よく迎えられた気持ちになった」といった声が寄せられました。
香りを通じて企業のストーリーを体感できるようになり、エントランスは単なる待合スペースではなく「ブランドを感じる場」へと進化しました。おしゃれなオフィスにおける香り演出は、デザインや空間設計と一体となり、来客に強い印象を残すおもてなしの手段となっています。
デザイン×アロマの融合が生む効果
これらの事例から見えてくるのは、香りが単なる装飾ではなく「ブランド体験を完成させる仕上げ」であるということです。
・「店舗」では、来店数やリピート率の向上に貢献
・「オフィス」では、来客体験や企業イメージの向上をサポート
・視覚・聴覚・嗅覚を組み合わせることで「世界観の統一感」が生まれる
香りは、ロゴや内装デザインと同じく、ブランド戦略の重要な一部なのです。
minaromaの取り組み
minaroma では、ブランドや空間のコンセプトに合わせたオリジナルアロマを企画・導入しています。
・店舗向け:来店時に心地よさを感じ、記憶に残る香り演出
・オフィス向け:集中力や快適さを高め、来客にブランドらしさを伝える香り設計
導入後も効果を検証しながら香りを最適化し、長期的にブランド価値を高めるお手伝いをしています。
まとめ
おしゃれな店舗やおしゃれなオフィスを目指すなら、香りをデザインと一体化させることで、空間全体がブランドの世界観を語り、訪れる人や働く人の記憶に残る特別な体験を提供できます。
香りは、見えないけれど確かに存在するデザイン。
次のブランディング施策として、ぜひ香り演出を取り入れてみてはいかがでしょうか。
minaromaは空間と香りを融合させた唯一無二のブランド体験をデザインしています。
香り空間導入に関するご相談は無料です。
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