店舗の第一印象は”香り”で決まる?来店数に影響する空間演出とは

お客様が店舗に入ったとき、「なんとなく居心地がいい」「清潔感がある」「また来たくなる」
そう思ってもらえるかどうかは、サービスの内容だけでは決まりません。

実はその“第一印象”を左右する大きな要素の一つが「香り」です。

飲食店、美容室、ネイルサロン、カフェ…
あらゆる店舗ビジネスにおいて、香りは空間そのものの価値を高め、来店体験に深く影響を与えるツールとして注目されています。

今回は、「香りがなぜ店舗の印象を左右するのか?」「香りが来店数や売上にどのような影響を与えるのか?」を、実例や心理的メカニズムを交えてご紹介します。

第一印象は、視覚よりも“空気感”で決まる?

私たちが初めて訪れた店舗の印象を決めるのは、視覚情報だけではありません。

扉を開けて、空間に入った瞬間に感じる「香り」「空気の清潔さ」「温度」「音」など、五感すべてが第一印象をつくる要素です。
中でも“香り”は脳にダイレクトに届く感覚。言語を介さず、瞬時に「心地よい」「不快」と判断されるのです。

清潔感のある香り、落ち着く香り、爽やかな香りがする店舗は、「信頼できそう」「丁寧そう」「また来たい」というプラスの感情を生みやすくなります。

香りは「記憶に残る体験」になる

嗅覚は、感情や記憶をつかさどる扁桃体や海馬に直接つながる唯一の感覚です。
つまり、香りは“記憶に残る体験”をつくる力を持っています。

たとえば、美容室で施術中にリラックスできる香りが漂っていれば、「あのサロン、なんだか落ち着けた」という記憶が香りと一緒に定着します。

飲食店であれば、「美味しさ+心地よさ」が一体となったブランド体験として印象づけられます。

このように香りは、サービスそのものを“上質な体験”として脳に焼きつけ、再来店や口コミにもつながりやすくなるのです。

香りが来店数・滞在時間・購買行動に与える影響

欧米ではすでに多くの実験・調査により、香りが消費行動にポジティブな影響を与えることが示されています。

代表的な研究結果:

パンの香りを漂わせると購買行動にポジティブな影響を与える可能性がある ※1
アパレルショップで香りを導入したところ、滞在時間が伸び、購買意欲や再訪意向も高まった ※2
サロンで香りを使った結果、「居心地の良さ」に関する評価が高まった ※3

香りには人を“その場にとどめる”力があります。
これは特に、リピート率が大切な美容・飲食業にとって大きなメリットです。

※1 Food Quality and Preference, Volume 78, July 2019
※2 Effect of Ambient Scents and behavior responses of customer,2021
※3 Frontiers in Psychology, 2020

香りによる空間演出の実例(minaromaの取り組みより)

私たちminaroma(ミナロマ)では、店舗ごとのブランディングや客層に合わせて、香りの企画・ブレンド・導入サポートを行っています。

【導入事例:ネイルサロン S 様】

【導入事例:高級焼肉店 M 様】

このように、香りは集客にも空間演出にも、実際の反応が見える戦略ツールなのです。

導入は難しくない。香りは「空間の一部」として設計できる

香り導入と聞くと、「アロマディフューザーを置けばいいの?」というイメージを持たれがちですが、
実際はもっと戦略的かつ簡単に導入できる方法があります。

minaromaでは

などをトータルでご提案。初期費用を抑えた小規模導入も可能です。
まずは一週間の無料体験をお試しいただくこともできます。

まとめ:香りは「来店理由」になり、「再来店動機」にもなる

今、モノやサービスだけでは差別化が難しい時代。
だからこそ、“空間体験そのもの”が、ブランドの差となるのです。

香りは、記憶に残る体験を生み出し、お客様の心に「また行きたい」「ここは他と違う」という印象を刻みます。
言葉にできない“なんとなく心地よい”を、香りの力で戦略的につくりませんか?

 


自社に合った香りを的確に取り入れたい場合は、ぜひminaromaへご相談ください。
アロマの専門家が貴社の用途に合わせた最適な香りの演出をご提案します。

お問い合わせから、香りの演出に関する無料相談を実施しています。是非お気軽にご相談ください。

一覧へ戻る